12.18.2017


単純に、自分は年を取ったんだろうな、と思う。新しいことを、何一つしていない。自分の消費行動は、大学生のときと、ほとんど変わっていない。聴く音楽も、読む小説も、飲む酒も、まったく変わっていない。

小説なら、村上と、オースターと、ドストエフスキーと、マンと、カフカ。音楽なら、ミスチルと、レディオヘッドと、バッハと、ベートーヴェン。

なんというか、読んでいると、聴いていると、安心するのだ。

しかし「一生読み続けるもの」あるいは「一生聞き続けるもの」として、選択は、そんなに悪くないんじゃないかと思う。

「やらなくなったこと」もある。煙草を吸わなくなった。今では、自分が煙草を吸っていたなんて信じられないが。

新しいことといえば、社会人になってから写真を撮り始めたこと、と、最近になってドイツ語を学び始めたことだろうか。

たぶん、小さな子供が、何度も何度も読んだ絵本を繰り返し読むようなものだ。安心するのだ。

結論も分かっているし、流れも分かっている。

ある意味で、村上の小説も、オースターの小説も、彼らが書く小説は、ほとんど変化がない。基本的なテーマがあって、それの変奏曲に過ぎない、という見方もありうると思う。

でも、それでいいのだ。

ああ、僕は年を取ったんだろうな、と思う。コンフォートゾーンに留まっていたいのだろう。

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