2017年11月2日


最近、ブログにシリアスなこと(人生の無意味さとか)を書きすぎているので、どうでもいいことを書こうと思う。

「IROOA」というレンズフードをもっている。「IROOA」と書いて何と読むのかわからない。一応ドイツ語をやっているので、ドイツ語の読み方は知っている。ローマ字通りに読むから「イロオア」だと推測するのだけれど。

買ったとき、いくらだったか覚えていない。しかし絶対に1万はしたと思う。なお今ググると、カメラのキタムラでは大体2万円で売っているようだ。2万円!?

つくづくクレージーな世界である。これが2万円!?

ともかく僕はIROOAをズマロンにつけて使っていた。しかし、もう使っていない。

理由は簡単で、ケラれるからである。IROOAを買ったとき、店員さんからはもうひとつ別のフードを勧められた。それはケラれないフードだった。たぶん「12585」だったと思う。そのときはIROOAの方がカッコよく思えたので、IROOAを買ってしまった。

今思えば、IROOAを買おうという客に対して「こんなのもありますよ」と12585をも提案するとは、恐るべき商品知識である。

それはともかく、フードを使うのをやめてしまった。ともかくケラれるのが嫌になったからである。

きっかけは「なかなか水平がきちっと取れない」ことであった。「ブライトフレームがずれてるのか?」とブライトフレームのせいにしようとしたくらい、僕は水平を取るのが上手くない。しかし厳密に、たとえば海で、水平線にブライトフレームを合わせて撮ってみると水平になる。やはり問題なのは僕の水平感覚のようだ。

フレームのせいにした次に僕が考えたのは「ケラれているから、水平が取りにくいのか?」ということだった。それで試しにIROOAを取って、ズマロンだけで撮ってみた。実際、これは効果があった気がする。

しかしフードを取ってみると、水平がどうのこうのというよりも「ケラれないことは気持ちいい」という、超シンプルなことに気がついた。

僕はM8を使っている。M8のブライトフレームは、こうである。

50/75、
24/35、
28/90、

右側の画角が、「内側」のブライトフレームになる。

この中で一番気もちがいい画角は、やはり35ミリではなかろうか。大きすぎず小さすぎず、内側にフレームがない。

この「ファインダーの見え」というのは、本当にカメラの肝だな、と思う。ファインダーを覗くこと、それがすでに快楽であること。これこそ、最も重要である。

しかし「フード」というものを取っ払ってしまった以上、必ずや何等かの光学的デメリットがあるはずである。多分それは、フレアがどうとかゴーストがどうとか、そういうことなのだろう。しかしフレアだろうとゴーストだろうと、発生したいのならばすればいい(村上春樹風)。こっちは、フレアとゴーストの違いも分かっていないのだ。

というかズマロンを使っている時点で、レンズの性能など求めていないのである。

最近、ブログの文章が長くなってきている。