2017年8月12日

GR


モレスキンについて思ったことであるが、いかに強固なブランドといえ、不断の努力を続けていない限り、必ず没落していくのではないか、ということである。モレスキン自体はまだまだ商業的に好調なようだけれど、しつこいようだが、僕はもうモレスキンを買おうとは思わない。

モノについて語るのは、あまりいいことではない、と思っていた。しかし最近、考えを改めた。なぜならある企業の事業に対する姿勢なり考えなりというものは、隠しようもなく、最終的製品であるモノあるいはサービスに、如実に表れてしまうからだ。最終製品を見れば、その企業がどういう考えを持っているかということは、わかってしまうのである。

そんなことを考えていたところ、先日日本に一時帰国した際、GRデジタルのあの「リング」を購入した。「リング」とは、GRのレンズの周りにくっついているあれである。僕がもっているGRDはⅣだけれど、買ったときからリングがカタカタしていて、これは絶対に失くすなと思っていたら、案の定失くした。

厳しいことをいえば、なぜ、こんなカタカタしたリングを製品として許すのか?と思っていた。こんなもの、いつか外れてなくすだろう、と。

しかし不承不承にも替えのリングを買って装着したら、これが堅い。滅茶苦茶に堅い。明らかに、簡単には外れん!という堅さである。このリングは通常に使用している限り、絶対になくならない。リコーの反省が感じられる。

製品に対する「信頼」というのは、一度失われてしまえば簡単には回復しない。類似した製品というものは市場に無数にある。どうして次の機会も、同じ我が社の製品を買ってもらえると、思えるだろう?

やはりGRはいい。