10.13.2017

Spaziergang


自分は、それなりに写真を撮ることや、カメラ自体も好きだ。「写真を撮ろう」と思い、撮り始めてから、15年くらい経っただろうか?

そうして15年経って撮っている写真はといえば、ほんとうに何でもない写真だ。日々、散歩して、目に留まったものを撮っている、それだけだ。

カメラについて。

やはり、カメラという小箱は、特別な存在だと思う。それがフィルムカメラであれ、デジタルカメラであれ。

僕にとって、ライカM8は、極めて特別な存在だ。

僕の人生の供だ、と思う(まじで)。M8を買ったことは、まったく後悔していない。

人によっては、「そんな古いカメラを?今でも?」と思うかもしれない。M8の場合デジタルなので、まさしく「陳腐化」という言葉が当てはまってしまう。フィルムのM3やM4のような「古くても陳腐化しない」ということは、M8には当てはまらないのだ。

たとえばM8よりM10のほうが間違いなく、すべての点で優れているだろう。

しかしこの状況は、喩えるならば・・・、いや、喩えが悪いかもしれないが、日々、少しずつ老いていく妻と暮らしていくようなものだ。

僕だって、M8に負けないくらい陳腐化している。

体力はなくなってきたし、腹は出てきたし、酒も飲めなくなってきたし、体の不調もある。ドイツ語を勉強しても、単語が覚えられない。健康診断でD判定が出る。徹夜なんてもっての他だ。ちょっとメタボで背面液晶のキレがないM8と、どっこいどっこいだと思うのだ。

世界中に「M8ラブ」な人はいまだに結構いるが、僕みたいなことを考える人間は、そんなにいないだろう。いやもしかすると、結構いるのかもしれない。

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